GANTZ(ガンツ)が面白い!その理由を紐解いてみた

今回は知る人ぞ知る、GANTZ(ガンツ)という漫画について書いていこうと思います。ストーリーの構成が非常に画期的で尚且つ1冊目を読んだらどんどんGANTZの世界にハマり込んでしまう内容になっているので、読んだ事がない方は必見です。今回GANTZ:Oという3DフルCGの最新映画が公開になりますので、その辺にも触れながらガンツの面白さをお伝えしていきたいと思います。

ストーリー構成

GANTZは全37巻で構成されており、作者は奥浩哉氏になります。実写版の映画も公開されているのでなんとなく知っている方もいると思います。ジャンルで言うとSFアクション漫画になりますが何よりも内容が凄いです。
なんとフル3DCGで映画公開もされます。「GANTZ:O」と言います。
簡単にあらすじの言うと、黒い球体が部屋にぽつんとありこの球体をガンツと言います。死んだ人間達をガンツが集め次々と意味不明な宇宙人と戦っていくというシンプルな感じですが、内容は回を重ねるごとに深くなっていきます。
死んだ人間なのですが、一応生き返って戦っているという設定です。急に身体が消えガンツの部屋に呼び出されて、戦うのです。
このガンツ曰く、「てめえ達の命は無くなりました。新しい命をどう使おうと私の勝手です。」との事です。主人公は玄野計と言います。

ストーリーがどんどん濃くなっていく

最初は主人公の玄野計が電車に轢かれ、気付いた時には東京のあるマンションの一室に居る所から始まり、ガンツに武器などを貰い戦いに行く訳ですが、最高の傑作である「大阪編」までいくと敵も尋常じゃないレベルの強さになり、描写も元々良いのですが頂点に達した感があります。この大阪編でガンツは東京だけではないという事が判明し、大阪の仲間も登場します。
あらゆる最強の武器を使うも敵が強すぎてまさに頂上決戦と化します。正直、最初の普通に変なちっさな敵と比べると、「なんじゃこりゃ」というような感じの描写になり、表現のしようのない殺され方をバリバリ書いているので、心臓が悪い方はお気をつけ下さい。しまいには宇宙戦争にまで発展していき、全国にガンツがある事も分かりました。
なぜガンツにより1度死んだ人間が色々な宇宙人と戦っていくのか、こればかりは36巻でなんとなく分かります。心理の部屋ですべての謎が解き放たれます。最後の終わり方に賛否両論ありますがそれが、GANTZなのです。まったく意味不明にストーリーが始まり、次々と戦っていき玄野計達も物凄く強くなり、作者の思惑にハマっていく方が続出しました。
今回のフル3DCG映画版GANTZ:Oはまさかの「大阪編」という事なので期待が膨らみます。残虐なシーンや放送できないであろう描写が次々と出てくるので、どういった感じで描かれているのかガンツファンはたまらないでしょう。

GANTZ:O(ガンツ:オー)解説

今回GANTZのCG版を作成するに辺り、原作者の奥浩哉氏は否定的だったそうです。しかも実はGANTZ自体が「大阪編」で完結しようと考えていたのです。なのでそれだけガンツの集大成として描写されているので、相当な思い入れも奥氏にはあったと思います。そして制作会社のPVを奥氏が観た瞬間「僕の頭の中にある映像がそのままでてきたみたいだ」と賞賛し肯定したと言います。
ちなみにGANTZ:OのOは大阪という意味でもあります。ゼロではないです。今回の作品はベネツィア国際映画祭でも公開予定なので、世界がびっくりするくらいの反応があるだろうと全世界のガンツファンはネット上で賞賛しています。
中には「ハリウッド映画を超える」とまでツイートされる程です。元々奥氏も3DCGを使って描写の参考にしていたというのですから今回の「大阪編」は期待の高い作品となっています。ちなみに12歳以下は保護者同伴でしか観れないので注意してください。

GANTZの総論とまとめ

これから漫画を見てみたり最新3DフルCGのGANTZ:Oを観た途端に最初は「なんだこれは!?」というような感覚に囚われると思います。例えるならば「我輩は猫である」のような感じです。主人公の玄野計を含めた仲間達の人間味あふれる世界観も感じ取れ、斬新な描写にもう「漫画」という世界とはまた違った、ストーリーに自分までもが吸い込まれてしまうかの様な物語になります。
初めての方は映画を観た後に漫画本を買いに行ってしまうかもしれません(笑)「大阪編」からさらにスケールが大きくなり宇宙規模にまで発展するので、続きが気になる終わり方をするのか、もしくはまさかの続編が出るのか?「大阪編」だけでも漫画本5冊分を96分で上映されるので、かなりストイックな作品に凝縮されて公開してくると思いますので、内容が分かっている方でも楽しめる作品だと思います。
ぜひ、この機会にGANTZを堪能して頂けると、間違いなく楽しめる事必見です。
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